エクステリアについて
(2020年04月06日)目次
エクステリアの豆知識GUIDE
エクステリアのスタイル
エクステリアには大きく分けて3つのスタイルがあります。
周りの環境やご家族のお好みに合う、エクステリアスタイルを選びましょう。
オープンスタイル
門で庭を【囲まない】スタイルです。
敷地と道路の境界を、植栽や門柱などで仕切らず閉鎖させないスタイルです。
日当りも良く、住む人や訪ねて来られる人に、いつも明るくのびのびとした住まいの雰囲気を感じさせます。
限られた敷地を広々と見せることができ、庭を広く使えるのも利点です。
プライバシーの面で考えると欠点もありますが、【オープンな雰囲気が出る】スタイルです。
セミオープンスタイル
敷地を完全に【閉鎖させない】スタイルです。
駐車スペースを除いて、門柱や門扉、フェンスなどで軽く仕切る外構スタイルで、オープンとクローズドの特徴を合わせ持っています。
開放感を維持しつつ、敷地の境界もしっかり意識させることができます。
和風にも洋風にも対応できるスタイルで【最も人気の高い】スタイルです。
クローズドスタイル
門やブロックなどで【庭全体を囲む】スタイルです。
閉鎖的な雰囲気になりやすいですが、プライバシーを保持することができ、門扉やフェンス、塀などにこだわりを反映させることが出来ます。
また、防犯性が高く、安全対策を造りやすいエクステリアとなり、
目的に沿った【プライベートガーデンを造りやすい】ことも特徴です。
エクステリアの役割
敷地を区分けすることにより、エクステリアの役割を明確にして、個性を活かしたエクステリアにしましょう。
フロントガーデン
門塀をはじめ、玄関までのアプローチや駐車場を含めた「フロントガーデン」。
いわば住まいの顔となり、【住む人の個性を魅力的に感じさせる】ところです。
駐車場も、敷地をうまく活かして設けることを考えましょう。
サイドガーデン
フロントガーデンとプライベートガーデンをつなぐ通り道。
いわゆる敷地内を結ぶ通り道ですが、【実用的な物を置く場所】として活用されるなど、その狭いスペースは結構重宝されます。
キッチンや浴室に面している場合が多く、使いやすい動線を考える必要があります。
プライベートガーデン
趣味などを楽しむ自由な空間であり、ダイニングやリビングと繋がりを持つために、南向きに設計されることが多いのが特徴です。
プライベートガーデンで大切なことは、【住む人のライフスタイルに合った空間づくり】です。
そこで何をするのか、どんな空気の流れを演出したいのか。
まず“わが家”のイメージをしっかり固めましょう。
駐車場を作るポイント
敷地の中でかなり広い面積を占めるのが駐車場部分。
駐車や発進のやりやすさはもちろんですが、車が出ている場合も考え、【庭としても多目的に活用】できるように設計すると、思った以上に楽しい空間になります。
広さ
普通乗用車一台分の駐車場の大きさは、幅2.8m 奥行き5.5~6mが標準です。
軽自動車の場合は幅2.5m奥行5mくらいです。
これ以上幅が狭いと駐車がしにくかったり、乗り降りのための【ドアの開閉時】に隣の壁や車にぶつかりそうになってしまいます。
セミオープンスタイル
敷地を完全に【閉鎖させない】スタイルです。
駐車スペースを除いて、門柱や門扉、フェンスなどで軽く仕切る外構スタイルで、オープンとクローズドの特徴を合わせ持っています。
開放感を維持しつつ、敷地の境界もしっかり意識させることができます。
和風にも洋風にも対応できるスタイルで【最も人気の高い】スタイルです。
水勾配
駐車場を施工する時に最も注意するのがこの勾配です。
水勾配とは雨が降った時や、車を洗った時などにどこにも水たまりができず、きちんと【水が流れていくための傾斜】です。
基本は距離に対して2%の勾配をつけるのが標準(奥行6mの駐車場なら奥から手前に向けて12㎝下げる)ですが、接する道路と住宅の基礎との高低差など様々な状況により変わります。
勾配が少なすぎれば水はけが悪く、水たまりができやすいですし、多すぎても車が停めにくいなど【日々の生活に不都合】が出ますので十分注意が必要です。
舗装面にアクセント
車専用と考えず、庭の一部になるように床面のデザインをひと工夫。
例えば、草目地を入れたり、レンガや自然石で模様を描くとアクセントになります。
またコンクリートのひび割れ防止にも繋がります。
アプローチの素材選び
アプローチの素材選び
アプローチとは、道路から門を入り、【玄関ドアに至る通路】及びその【周辺】を指します。
簡単に“通路”と一言で片付けるのではなく、季節や時間帯によって雰囲気が変化し、見る・歩く楽しみのある、心地よい空間が生まれる工夫をしましょう。
天然石(乱形など)
自然の石の持つ独特の風合いや色味は【雨にぬれると一層美しさを発揮】します。本物の持つ存在感・高級感が魅力です。
レンガ
色や大きさ風合いが多種多様で、何を使うかによって全体の雰囲気が大きく変わります。
【年数を経るごとに風合いが出て】ますます味わいが深くなる素材です。
洗い出し
セメントに粒の小さな石材を混ぜ込んだものをぬり、その後表面を水洗いして石を浮き出させる工法です。
使う石の種類や大きさなどによって異なる【豊かな表情と質感】が特徴です。
タイル
気象条件による劣化や変質が少なく、【汚れにも強い】陶磁器製の素材です。
また綺麗な色やサイズも豊富なため、さまざまな表現を作り出すことができます。
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